いよいよ、消費税10%スタートまで1か月を切りました。
10月の消費増税と同時に実施される政府のポイント還元事業に注目。通常のキャッシュレス決済で付与されるポイントにプラス2~5%が追加で還元される対象となるのはクレジットカード、交通系ICカード、電子マネー、QRコード決済など多岐にわたります。このポイント還元は2019年10月~2020年6月までの期間限定の措置となっています。またカードごとに還元上限額も設けられているので注意が必要です。一枚のカードより複数枚のカードを使い分けることがお得となるでしょう。
ここで消費者にとって分かりにくいのは、すべての店で行うキャッシュレス決済が対象ではないということです。消費者がポイント還元を受けたければ、中小企業の経営する店を選んで入らなければならないということ。この点について経済産業省は登録を済ませた店舗にはポスターを配布し転倒に掲示するかたちでポイント還元ができるお店かどうかを判別できるようにするとしています。画像のようなポスターやステッカーが貼ってあるお店を今後9月頭から中旬を目途に還元対象となるキャッシュレス手段をウェブ上に公表するとともに、9月中下旬には地図上で対象店舗を表示するウェブ機能やアプリを公表するなどして消費者向け広報を本格化していく予定のようです。