老人ホームにいる母の住居を売却 譲渡特例は適用できる?

売却
少子高齢化の昨今、年老いた両親が終身利用の老人ホームに入所するケースは増えてきているのではないでしょうか?

老人ホームに入所してから、自宅だった家屋を売却した時でも譲渡の特例を適応できるのでしょうか。答えは、イエス。
マイホームを売った人は、ある一定条件を満たしていれば譲渡所得から最高3千万円まで控除できる特例を適用できます。

老人ホームに入所してから3年を経過する年の12月31日までに売却した時に限って適用が認められます。

又、法人ホームに入所はしたが終身利用のためではない場合であっても、身体や精神上の理由で介護を受ける目的のもので、いつでも戻れるように自宅を維持管理しているなら、特例を適用することが可能です。
但し、一時的な利用の為だけに入居していた家屋や趣味や娯楽、保養のために所有する家屋は対象外です。