貯蓄型保険の判断基準

貯蓄型保険の判断基準
資産運用の手法として貯蓄型保険を選ぶメリットは、保障と貯蓄が同時にできることだ。銀行の定期預金よりは利回りがいいこと、株やFXのような損失リスクを抱えず着実に資産形成ができることなどの利点が挙げられる。一方で保険料が高く、解約した際に想定外の中途解約による元本割れのリスクがあり、資産形成に長期間を要するためインフレリスクをはらむなどのデメリットがある。
数ある貯蓄型保険のなかから一つを選ぶ上では、やはり「予定利率」が気になる。予定利率は保険会社が契約者に対して約束する利率のことで、「予定」と言うものの、ほぼ確定と理解しても差し支えない。この予定利率が高い保険ほど資産形成する上では有利になるので、なるべく予定利率が1%でも高い保険商品を選択したいところだ。
ただし、支払保険料の全てが運用に回されるわけではない。支払った保険料は、死亡保険金に備える部分、満期保険金などの支払いのために運用される部分、保険会社の経費や儲けに充てる部分の三つの用途に使われるため、死亡保険金に回される部分と保険会社の経費や儲けになる部分は運用に回されずに消費されるわけだ。